やっつけてロイティーの世界の事

この世界に生きる人達は皆、同じ言葉を使っています(精霊語は除く)

風の国

◇国の象徴:アリス・テン・ハリアー(王女)

◇同盟国:火の国

◇男女比率:6(男):5(女)

◇通貨:ポイ(銀貨)

◇主に住んでいる民:風の民

◇風の国は、アリス王女が国を治めている。

遺跡のような町が空の上に浮かんでおりそれを囲うように小さな風の村が周辺に点在している。 絶対平和主義をかかげており、基本的に戦争には参加しない。 王女アリスの命により、国の周辺の安全管理は風の神子に任されている。 風の神子は、風の守護者と、風の守り人を自由に扱う事が許されている。 火の国とは古くから同盟国だが、火の国が始めた戦争には力を貸さず

火の国

◇国の象徴:ドラ(火の神子)

◇同盟国:風の国

◇男女比率:2(男):8(女)

◇通貨:ガガ(石)

◇主に住んでいる民:火の民、混血も多い

◇風の国は、アリス王女が国を治めている。

火の国の技術はあまり進んでおらず、精霊の力を主力として成り立っている。 代々、火の神子の独裁国家で、火の精霊の導きだと謳って、事あるごとに他の国の領地に攻め入っていた。 また、火の国から離れた場所に、陣地を広げる為の火の村をいくつも作っていた。 無力な地の民が犠牲になる事が多く、見かねた水の国が度々仲裁に入ってきた。 また、とあるきっかけで光の民と戦闘する事になり、国にいる精鋭達は全員戦いへと駆り出された。 光の国の神子の扱う剣の神器を破壊する事に成功したが、あと少しという所で水の国からの援軍や、剣の神器の後継人が現れ、火の国は敗退した。 戦いで多くの戦士を失った火の国は、人口が激減し、今は鎖国している。

水の国

◇国の象徴:トレイン・ア・タミル(国王)

◇同盟国:光の国

◇男女比率:5(男):6(女)

◇通貨:ティア(水晶)

◇主に住んでいる民:水の民、地の民、混血も稀にいる

◇トレイン王が国を治めており、先進国と言われている。

精霊の力に頼らない生き方を王が推奨しており、水の神子の地位は非常に低い。 水の神子には守護者が付くこともなく、形式的に神子を立てているだけに近い。 隣国の光の国とは同盟国で、昔から互いに助け合っている。 光の国が火の国に制裁を与える際も、援軍を送ったことで、火の国との仲は更に悪くなった。 地の民は土地の繁栄に欠かせない存在なので、積極的に支援している。

光の国

◇国の象徴:シェムア・ル・サーベリア(国王)

◇同盟国:水の国

◇男女比率:7(男):3(女)

◇通貨:テン(金貨)

◇主に住んでいる民:光の民、地の民

◇シェムア王が国の象徴としてその地位についているが、実際に政治を行っているのは4人の神官である。

国の周りは水に覆われ、建物や服装は和風なものが多いが、水の国の物も多く輸入されているのでテイストの違う家具が部屋に置いてある事もある。 光の神子は3種の神器を扱い光の国を守る立場にあり、神器の契約をした光の民を、必要に応じて武器や防具に変えて戦う。 戦いの最中に神器が破壊された場合、その光の民は消滅してしまう。 光の民は他の民とは違い、全ての精霊を見る事が出来るので、闇の民が潜んでいないか探る為に各所に光の民を派遣している。 闇の民とは過去に戦かった事があり、終わらない戦いに終止符を打つ為、闇の民とひとつの約束をして互いの世界を隔てた。

闇の国

◇国の象徴:ジャベル(国王)

◇同盟国:なし

◇男女比率:8(男):2(女)

◇通貨:リン(紙幣)

◇主に住んでいる民:闇の民

◇ジャベル王が統治しているが、土地は腐敗しており、ろくな作物が育たず、更にモンスターも多い。 民を守る為、国王は代々その身を生贄に土地に精気を与えている。 そのおかげで、多少は作物を育てる事が可能になったが、モンスターはどうにもできず、戦いに勝てる者しか生き残れなかった。 ジャベル王も既に生贄として、闇の泉に身を沈めており、その命が尽きた際には次の王が泉に身を沈める必要が出てくる。 次の王であるダズは、父ジャベルから歪んだ者を引き継いでおり、父を何とか救い出したいと考えていた。 そんな時、歪んだ者の助言を受け、ひとつの約束を破る決意をする。 また、妹であり闇の神子でもあるマリアの病を治す為に、光の国から命の実も奪おうとも考えている。 闇の民は、光の民と同様に全ての精霊を見る事が出来る。